ムクドリ

 椋鳥。鳥綱スズメ目ムクドリ科。全長約24センチ。北海道、本州、四国、九州で繁殖し、大部分は留鳥。村落付近の森、社寺境内の林、市内の公園など各地に普通の鳥ですが、山地よりも平野部に多いです。天然の樹洞や人家のすきまなどに営巣しますが、巣箱の利用率も高いです。非繁殖期には大群をなします。

 カラスに似ていますが、よくみるとクチバシが黄色くずんぐりしています。鳴き声が、やかましいのが特徴で、30羽くらいの群れとなります。群れの塊は、夕空を覆い、騒がしく鳴き、日が落ちるまで飛び交います。また、生活力が旺盛で畑を耕していると掘り返した土の中の虫を食べたりします。恐れもせず田畑で働く人のそばに近寄ってきます。春から晩秋まで棲みつき、農耕地を餌場にし、夕方は近くの林の中のねぐらに帰ります。


ムクドリ
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