高間麟二郎(コック長・益田喜頓)
以前シンガポールの一流ホテルで働いていたが、誘われて八ヶ岳に来た。超一流のコックだが、洋食一本でやってきたために、田舎料理にしか興味のないおばやん(北林谷栄)に対する味への気配りがなかったりする。また、少々暴走気味の所があり、それで面川を困らせたりもするが、実は、この暴走が八ヶ岳高原ホテルの窮地を救うことになる。これは、登場人物全てに言えることなのだが、みんな暴走する。命令系統も、あったものではない。しかし、それぞれの暴走が、八ヶ岳高原ホテルの窮地を救うのだ。
番宣より 高間麟二郎(コック長)63歳・・・益田喜頓
シンガポールのレストランで長い間料理長を勤めていた彼は、年をとるに従って日本が恋しくなり戻って来たのだった。その彼に面川から誘いがかかった。彼が引き受けたのは、美味い料理を特色とするホテルをやりたいという面川の考え方が気に入ったからだった。料理人としての腕は一流であった。
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