|
ことのおこりは、古今亭八朝師匠の書き込みが伝言版(bbs)にあったことからです。 古今亭八朝師匠が、北軽井沢ブルーベリーYGHに遊びに来てくれることになったのです。 驚いた私は、店を閉めて全国の『高原へいらっしゃい』ファンを無料招待することにしました。
と言うわけで、古今亭八朝師匠にお会いしました。私としては、100年の恋人に会った心境です。お会いして、すぐお話になり、なんと12時間も『高原へいらっしゃい』について語ってくれましたが、爆笑また爆笑の連続! こんなに面白い人が、日本にいたのかうと、本当に驚きです。なにより、12時間、話し続けてネタもつきません。みんないっぺんで師匠のとりこになり、師匠が帰った後に、花束もって師匠の落語を聞きに行こうと、約束したくらいです。 それにしても、噺家の人というのは、本当に面白いですね。芸論から、楽屋ネタ、『高原へいらっしゃい』秘話など、ほんとうにネタがつきません。というか、あまりに笑いをとりにいくために、ネタなのか、実話なのか、わからなくなってしまい 「師匠、今のネタですか? 本当の話ですか?」 と首をかしげながら笑い転げる場面も。 しかし、そういう戯けた部分の中にも、キラリと光る芸人としての輝きを私は見ました。師匠は、実にフットワークが軽く、何でもやってやろう、何でも見てやろうの人で、好奇心が服を着て歩いているような方です。油断なりません。下手したら寝首をかかれ、笑い殺されてしまいます。というのは、冗談にしても、ほんとうに芸達者というか、何でも足でかせぐことを厭わない方のようです。その延長が、今回の訪問にも繋がったような気がしてなりません。 休憩無しの連続12時間のインタビューで、思ったことは、『高原へいらっしゃい』の演出をやっていた高橋一郎氏を本当に尊敬していらっしゃるんだなということです。そして、師匠が尊敬するだけの理由があったんです。高橋一郎氏は、フットワークがあったということです。 しかし、私の目から見たらフットワークのあるのは、師匠の方で、さまざまな世界に足を突っ込んで勉強しているのに驚かされます。う〜ん、なんでこんな事まで首を突っ込むの?という御趣味もあるようです。ここで公表するにははばかりますが。逆に言いますと、足で稼いで、当時、無名だった古今亭八朝師匠を大抜擢し、はまり役の小笠原史朗役をふった高橋一郎のフットワークと、古今亭八朝師匠には、何か同質のものが、体の奥底に流れているのかもしれません。 詳しいインタビューの内容は、整理した上で、とりあえず、差し障りのない部分を慎重に検討してから、ちょっとだけ発表します。というのも話題がディープすぎて、とてもHPで公開できないからです。 う〜ん困った。 本当に困った。 HPに書けないことが多すぎる。 全国の『高原へいらっしゃい』ファンの皆さん、ごめんなさい。 それにしても、師匠にお会いできてよかった。 ディープな内容を伺えて、本当によかったです。 やはり、現場の人の、生のお話は、ほんとうに参考になります。 師匠、ありがとうございました。 (心残りは、師匠に北軽井沢や草津温泉などを御案内できなかったことです!) (あと、いろいろ贈り物、ありがとうございました) 今度は、こちらから御挨拶にうかがわせていただきます。 いつか師匠の舞台を見にいかせてもらいます。 お会いできる日を楽しみにしております。 古今亭八朝様のHP(落語協会) 古今亭八朝様のHP(株式会社 ハブ・マーシー) 古今亭一門の御紹介 |