旧作 旧作・高原へいらっしゃい 
(昭和50年度・山田太一作品) 

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番組宣伝4

これも企業などに配られる番宣写真です。
写真の裏に、キャストと場面が書かれてあります。



●田宮二郎氏

ホテル支配人という役柄が非常に楽しい。第一話の台本を読んだが面白おかしく、これから先の山田太一さんの本が楽しみ。

●由美かおるさん

TBSで育った私と言えるくらい、TBS出演は多いが、なぜかいままでスタジオでのレギュラーは皆無、今度が初めてだけに張りきっています。また、共演の皆さんが若く、ドラマの内容ともマッチして非常に楽しい。
(テレビニュースより)

仲の良い池波志乃と古今亭八朝。

 人も知る池波志乃さんは馬生の娘ですが、八朝師匠は馬生の実弟志ん朝の弟子。つまり同じ一門なんですね。当時、世間では、池波志乃さんのコネで、古今亭八朝師匠が抜擢されたと思ったらしいですが、実は、違ってて、これは偶然の鉢合わせだったようです。

 『高原へいらっしゃい』のレギュラー決定は、「二つ目」昇進の挨拶にTBSの演芸担当プロデューサーを3Fの喫茶店で待っていた時に、4人の仲間と一緒に談笑した時に『高原へいらっしゃい』のプロデューサーの高橋一郎氏に見初められたことから始まったようです。

 古今亭八朝師匠は、帰りがけに入り口の所に毒蝮三代夫師匠に挨拶をしたところ、プロデューサーの高橋一郎氏が蝮師匠の所に行き、私の名を聞き次ぎの日に古今亭八朝師匠に電話をかけたそうです。

「ドラマやるきありませんか? 私は貴方を知ってます」

 古今亭八朝師匠は、最初、オーでションの話かと、軽く考えていたそうですが、実は、大抜擢されていたことに気がついて、驚いたとのこと。